ChatGPTの苦手なこと。

ChatGPTで育児の合間に暇つぶしをしていました。

誤回答してしまうケースがありましたので、紹介します。

 

誤回答してまうChatGPTさん

ChatGPTさんは算数が苦手です。

算数の問題を1つ出しました。

りんごを7個かいました。
帰宅途中に5個食べて、一つ落としてしまいました。
帰宅後に2個お母さんからもらい、3個親父からもらい、一つ祖父に食べられてしまいました。
翌日、追加で20個買いましたが腐っていた五個を捨てました。
さらに三個処分し、二個仕入れました。個数はいくつでしょうか。

最初に購入したりんごの数は7個です。そのうち5個を食べ、1個を落としました。
したがって、手元に残っているのは7 - 5 - 1 = 1個です。 その後、お母さんから2個、親父から3個もらいました。
合計で手元に加わるのは2 + 3 = 5個です。しかし、祖父に1個食べられてしまったため、手元に残るのは5 - 1 = 4個です。
翌日には追加で20個購入しましたが、そのうち腐っていたものが5個あります。
これを捨てたため、手元に残るのは20 - 5 = 15個です。
さらに、3個を処分し、2個を仕入れました。
したがって、手元に加わるのは2 - 3 = -1個です。これは負の数なので、手元にはりんごはありません。 したがって、最終的な手元のりんごの数は0個です。

順を追って計算してください

うーん 間違いですね。。小学生以下か!といいたくなってしまいますが、仕方ないww

順を追って計算してみましょう。 最初に購入したりんごの数は7個です。
1. 購入:7個
2. 食べる:5個 - 手元に残る:7 - 5 = 2個
3. 落とす:1個 - 手元に残る:2 - 1 = 1個
4. お母さんからもらう:2個 - 手元に残る:1 + 2 = 3個
5. 親父からもらう:3個 - 手元に残る:3 + 3 = 6個
6. 祖父に食べられる:1個 - 手元に残る:6 - 1 = 5個
7. 追加で購入:20個 - 手元に残る:5 + 20 = 25個
8. 腐っていたものを捨てる:5個 - 手元に残る:25 - 5 = 20個
9. 処分する:3個 - 手元に残る:20 - 3 = 17個
10. 仕入れる:2個 - 手元に残る:17 + 2 = 19個
したがって、最終的な手元のりんごの数は19個です。

正解ですね。

まとめ

途中の考慮が抜けてしまうので、きちんと順を追って考えさせれば、正解にたどり着けます。「ステップバイステップで考えて」などを入れると、正答率があがります。

プロンプトエンジニアリングとして、重要な考え方の「思考の連鎖」という奴でしょうか。

やはり、AIをきちんと使いこなす、活用しないと間違った答えをもらっちゃういい例ですね。AIからきちんとした答えをもらうためにしっかりと質問を出すということが大事ですね。

 

以上、普通にやると間違えてしまう問題でした。